最近までずっと男子だと思っていた作家がおります。
名前は三浦しをん。“しをん”なんていう名前だから
アンダーグラウンドなロッカーや人形作家(あれはシモンか)みたく
物事を少し斜めから見てる屈折した男子かと思っていたら……。
最近読んだ「まほろ駅前多田便利軒」も「私が語りはじめた彼は」も
男子が主人公という設定が多かったということもあるかな。
2冊読んでみて驚くのは雑多でなんてことのない風景の描写が
とてもいいのですねぇ。ウナリマス。
今週の1本。ソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」。
この映画で初監督&脚本とはいえセンスがとてもよいのね。
特にビジュアルや音楽のセンスは飛び抜けていい。(父よりいいかも)
「ロスト イン トランスレーション」も非常によい映画でしたけど
今公開している「マリーアントワネット」も時代はバロックやロココ、
なのに使っている音楽はロックだというし……。やるなー。
最近でいうと「ゆれる」の西川美和も監督&脚本を手掛けたり
久しく女子離れをしていた私でしたけど
近頃は女子もなにかと面白いのねー、とね。
そして今夜は女子フィギアのフリー。
何が起こるかわからない今日の勝負、楽しみである。
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