サボテンの花

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8月13日の朝に、突然柱サボテンの花が咲いた。買ってから10数年、ただ、どんどん伸びるだけ
の無用の?長物みたいで、ついに天井につかえてしまい、この春からルーフバルコニーに出しっぱなしにしておいた。(富士山と向かい合って)。それがかえってよかったのか、この10日ほど、つぼみみたいなのが7つものびてきて(ゴクリみたい!)どうなったのだろうと思っていたら、昨日の明け方突然に大きな花が一輪開いた。あまりに素晴らしい花なので、これにはびっくり!たくさんの白い花びらのまわりに、えんじ色の花びらの縁取り、花は直径10センチ以上ありそう。
ところが、ところが。2時間もしないうちに、急に花びらが閉じてきて、あっという間にしぼんでしまった。まったく夢まぼろしのごとくなり、という感じ。花の寿命は2時間足らず?
茎は2メートルくらいの高さ。本で見ると《セレウス・バルビアナス》通称サンペデロという南米原産
のサボテンに似ている。7つもつぼみがついたのに咲いたのはこの一輪、あとはみな落下してしまった。その気配もないところに、いきなり咲いて、瞬時に消えてしまう花というのは、なんて強烈なんだろう。ひとみたいに何か言葉をもっているような気がするのです。

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