よいニュースが入ってきて嬉しい。
二十年くらい前から私の詩集の訳や評論を「The Secret Island and The Enticing
Flame」(Worlds of Memory, Discovery, and Loss in Japanese Poetry)という本に
まとめてくださったハーバート大学の教授Edwin A・クランストンさんが、このたび
日本文学研究者としての長年の業績(特に万葉集をはじめとする古代日本文学
研究者としての)により第三回NARA万葉世界賞を受賞なさったことです。
もちろん今までにも多くの賞を受けておられますが。
私は何人かの友人たちと二年以上にわたり、その著書を日本語に訳してきたが、
その最終回の仕上げの日が3月19日だった。そして先生の授賞式が3月18日
というのも、不思議な偶然であり、うまくこの下訳が印刷物になるのではという
予感がする。
ちなみにこの本の題の訳は、日本語にすれば、「秘密の島と誘惑する焔」(日本の詩
における記憶と発見と喪失の世界)というようなことだろうか。
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