エディット・ピアフ

このところちょっと足を痛めていて、あまり外出しないのだけど、近いところはタクシーで行けるので、昨日は映画[エディット・ピアフー愛の賛歌ー」を見ることができた。ピアフは好きでレコードやCDを持っていたが、近頃はあまりきかなかったので、逆に新鮮に感じた。なによりもその歌声のもつ生命のエネルギー、その表現力がすごい。私はぼんやりしていて、若い頃のピアフと晩年のピアフを演じた女優が別の人か…と思っていた。それくらい雰囲気がちがうのだから演技力もたいしたものなのだ。もっとも歌声は吹き替えなしで有難かった。
ラ・マルセイエーズを街頭で歌う少女のピアフが私は好きで、また晩年の恋人マルセルの事故死以後の壮絶な演技も印象的だ。
実はこの映画をぜひ見るようにと薦めてくれたTさんは、目下入院中。今日が手術の日ときいている。(彼はとてもいい画を描くひと)。元気で退院できる日が一日も早いことを祈っている。Tさん、ありがとう。

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