キアゲハ1ダース

 昨日7日、例のイタリアンパセリの鉢に、キアゲハの幼虫が孵化しているのを発見! これは9月1日にバルコニーに舞い戻り、自分の育った古巣の鉢に産卵した(と書いた)例のキアゲハの子どもたちだ。6日の深更からの関東直撃台風の通り過ぎたあと(7日の午後)に、鉢をのぞいたら、3ミリくらいのゴミみたいな茶色い虫がイタリアンパセリの茎のあちこちにくっついているではないか。嵐といっしょに生まれたんだ!と生命力の強さにびっくり。
 けれどまたこれからの食草の心配がつきまとう。どうやら1ダースはいるようだ。(そういえばあのときキアゲハは10回くらい産卵の行動をくりかえしていたっけ)。母親のサナギの殻がまだ残っている小さな鉢に1ダース!これはなんだかオモシロイ。
 これから脱皮を繰り返して、あの一人前の青虫にまで育つのが何匹いるか分らないが、すでに今朝見たら大きいのは5ミリくらい。でも小さいのは3ミリくらいとその差は大きい。せっかく里帰りして産み落とした子どもたち。せめて1匹や2匹は羽化まで育てばいいけれど…。なにしろ200匹に1匹の確率と知ってみると。

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