マリー・イン・ザ・モーニング

 今日はまた一段と暑くなったようだ。キアゲハ兄弟のいる鉢まで家の中に入れたり、また出したりと…親ばかをやっていた。74年ぶりの記録となる40度オーヴァーの地があったという。明日がまた怖い。
 今日はエルビスが他界してから30回目の記念日。午後、バラードを何曲かと、好きなCD「ムーディ・ブルー」をきいた。久しぶりだが、やっぱり新鮮な衝撃だった。
MARY IN THE MORNING
Nothing’s quite as pretty
As Mary in the morning
When through a sleepy haze
I see her lying there
Soft as the rain
That falls on summer flowers
Warm as the sunlight shining
On her golden hair,oh…
「マリー・イン・ザ・モーニング」の甘くて、ちょっと切ない歌声は、いつまでも耳の底に響いている。でもあれから風のように30年の月日が流れた。彼のバラードをきくたびに、歌詞が生き生きとしたせりふのように伝わってくる気がしてしまう。
 《朝のマリーほど美しい人を見たことがない。ぼくはまださめ切らない眠い目で、よこに眠る彼女を見つめる。夏の花々をぬらす雨のようにやさしく、金色の髪にたわむれる陽の光のようにあたたかく…》
   

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