「漂流する恒星」展とヒポカンパス

1月23日(月)から28日(土)まで、京橋の画廊ASK?で、ヒポカンパス詩画展を開いている。《ヒポカンパス》は私も属している長編詩の同人誌で、詩の岡島弘子、相沢正一郎、画の井上直さんなどと一緒に、4人で、去年から今年までの予定で発行している雑誌。また、今回の詩とWEB展にはCyber Poetry Magazine の大杉利治さんも特別に参加して作品を発表している。
私はオープンの日に訪れた。井上直さんの連作《漂流する恒星》の画面には、現代を生きる人間の静謐な孤独と不安が感じられ、それとともに、この時空の内部にみなぎる言葉以前の宇宙的な音楽がきこえてくる気がする。寡黙で透明な、その青の空気が画廊のスペースを特別なものにしていて、私の友人たちの何人もが、彼女の画に引き込まれたとのことだ。
28日(土)2時〜4時には会場で詩の朗読会を行う。同人以外に、ゲストとして新井豊美、荒川みや子、海埜今日子、徳弘康代, 野村喜和夫諸氏の朗読があり、それからROSSAの演奏も聴くことができる。
当日が(晴れ)だといいのだが。

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