拝啓、犬好きな皆様。


本屋へ行く度に新しい本が出ていて
読むことが追いつかない!、と小さくため息がでる。
今日は久々、本屋で本を買った。
「〜ゆうたくんちのいばりいぬ�〜ゆうたのゆめをみる」
(きたやまようこ)というすべてがひらがなの絵本。
それも0〜4才向けらしい(トホホ)。
しかし、読むと最後のページにわしづかみされまする。
そうそう、このイラスト(上)と絵本はなーんの関係ありません。
「グレイが待ってるから」(伊勢英子)、
「犬と私」(江藤淳)など心に残る犬の本は沢山あるけれど
この絵本の作者も犬がかわいくてしょうがないのだねぇ。
線の1本1本、言葉の一言一言から、
そんな気持ちも伝わって、なんだかぐっとくる。
シリーズ化されてるこの絵本、他のも買ってしまいそう。
ホント、絵本の主人公犬“じんぺい”風に言うならば
「犬好き、この本、読め。」と言いたいくらい、参った。参りましたよ。
そういえば、ぎゅうぎゅうだったツバメたち、
巣は空っぽとなってました。

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梅雨の中休み。



天気もよかったので近所に無農薬野菜を買いに出かけた。
立派なトマトにうっとりしながら、見上げると軒先にツバメの巣。
1羽、2羽……と頭とお尻を数えていると、実に7羽。
もしかしたら、もっといるかもしんない……。
向こうもこちらが珍しいようで代る代る見返してくる。
うふふ、君たちには少子化なんてどこ吹く風なんだねぇ。
その帰り道、近くの沼にも立ち寄ってみる。
光り射す水辺はなんとも緑がきれいで
ほんのちょっと歩いただけであちこちに夏の気配。
その気配をデジカメで撮影!とは思ったものの
行きと帰りに遭遇した蛇たちは観察だけにしておきまする(笑)。

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梅雨入り報告。


このあたり、本日梅雨入りです。
長い日本列島に水がいきわたるまで降り続くのは、
眩しい夏への準備と思って我慢せねばね。
そういえば、昨日、今年最初のメダカが1匹生まれました。
「もうそんな時期ねぇ」とか「小さくてかわいいわぁ」とか言ってる暇はない。
急いで救出しないと食べられちゃうもんね(-o-;)。……今年も忙しくなりそ(^_^;)。

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主演女優vs映画監督。

今週も「嫌われ松子」WEEKなのかしら?
というのも本屋でのこと。
新刊コーナーで中谷美紀のエッセイ「嫌われ松子の1年」を見つけ、
読み入ってしまった。あまりの面白さに買いそうになった。
雑誌ananで掲載されていたエッセイも光を放っていたが
この女優、ただ者ではない……なーんてね(笑)。
内容はというと映画「嫌われ松子の一生」の撮影日記。
“松子”という主人公をめぐる主演女優と映画監督の
繊細で純粋で凄まじいバトルは可笑しくてしょうがない。
主演女優は監督の要望にもがき苦しみ、号泣し、逃走する。
監督は不機嫌になると「殺してやる」と毒づく、主演女優にもスタッフにも。
原作からかけ離れたように見える派手な演出の裏に
リアルな松子が見えてくるのも納得ですな。ホント、濃ゆい映画だ。
今週末よりいよいよ公開されるこの映画。
個人的には「ダヴィンチ・コード」よりはるかに面白い、
と思っているので、満員御礼となればよいですが……。

今日出会った赤い目をした1羽。
身動きもせずに、何を見ているのやら。

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晴れ時々目眩。

もう夕方だというのに室温は30度を越えて
軽ーくクラクラするような気さえする。
暑いぞ!(と、何に怒っているのやら……)
ちょっとは涼しい気分になるかと思い、
板東眞砂子のホラーでもと思ったが
あまりの暑さに読む気も失せて
メダカでも見て涼もうと外に出た。
青い空の上からいい風が吹いてきて、
部屋の中よりずっーと涼しいじゃないか、と
メダカに訴えてみたものの……。
夏は大好きなんだけどさー、まだ5月だよねぇ(-o-;)。

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雨のち嫌われ松子。

台風1号の影響で時々滝のような雨が降る。
こんな日は庭のメダカは元気がいい。
湿気に多少バテぎみの家主を気にすることもなく、
夏が近いわねーと水の中で笑っているように泳ぐ。

大雨の中、映画「嫌われ松子の一生」を観てきた。
ファンタジーなんて聞いていたので、ふわふわした映画かと思っていたら
音楽も映像もパンチがきいたコッテコテな映画だった。
原作を削り過ぎることなく、最後までテンポよく、
大笑いしてちょい泣けて、見終わった後の爽やかなことったら。
コメディだったのねー、この話。最近の日本映画はホント、面白い。
しかし、中谷美紀はほんと怪優だ。
美しい彼女、「ケイゾク」の時もそうだったけど
なぜに洗ってなさげな髪型があんなに似合うのでしょうか。
それにあのタコ顔……うっふっふ(^◇^)。
View image
ふと映画のワンシーンを思い出して、ちょい遊んでみました。
映画を観たらわかりますが、切ないシーンだったりするのさ、これが。

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映画館へ行く。

先週、「明日の記憶」を観てきた。
それにしても“シネコン”と呼ばれる映画館は
ほーんとどこも座席がよくて、スクリーンもでっかくて、よい。
気付けば、予告編にさえ感動(T_T)。
ただなーんか足りないと感じるのは、映画館の外に手描き看板が無い。
小奇麗になっちゃって、個人的にちょい味気ないとも思うのですな。

そして、今週もまた映画館へ。
「嫌われ松子の一生」に行く。
一人の女性の転落人生を描いた救われなーい内容なのに
映画館から持って帰って来たチラシを見る限りでは
私が原作に持っているイメージと全く違う
極彩色のファンタジー映画に仕上がっているようです。
中島哲也監督と言えば、予想外に面白かった「下妻物語」。
今回は、どんな映画になっているのやら……。
そういえば、映画館で近日公開「オーメン」のチラシももらったっけ。
映画の内容より“6並び”の日が近いことにかなりウケる。

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ラブコミュニケーション。

この1週間くらい、
家中の全ての隙き間から日向夏の花の匂いが流れ込んでくる。
夜になるとその匂いはますます濃くなって
柑橘系の匂いに口中、酸っぱさが広がる。
そういえば、友人のコピーライターからミクシィへの招待状が届いた。
コミュニケーション手段は日々進化しているのねーと感心しながら
参加をどうしようかなーと思っている。
ブログをはじめ、みんな、誰かに伝えたいことがあるんだねぇ。
最近、人を撮っていないなーと思う。
ブログではいろいろと問題もあるので、あまり人の写真は登場しないが
ほんとうは人を撮るのが一番楽しい。
ちょっと前までだったら魅力的な人を見つけると
声をかけて撮らせてもらっていたけど、今はそんなことも出来ない困った時代ですなぁ。
コミュニケーションは進化してる?退化してる?
さて、どっちなんだか……。
外がなんだか賑やかだなぁと覗いてみると
ジャイアンが来ていたピラカンサに巣立ちしたばかりの子スズメが数羽。
親から餌をもらっている姿がかわいくて、
こちらはなんだかラブラブコミュニケーションだわねぇ。

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豊かな時間。

3冊の本を同時に読み始めた。
開高健と伊坂幸太郎とそしてあと一册。
なかなかバランスのいい組み合わせとニンマリしている。
あと一册はというと沢村貞子の「私の台所」。
背筋がぴっと伸びた着物姿が似合う老女優が浮かび、
うちの家族に聞くと、劇的な人生を送られた方のようだけど
読みながら、明治生まれの下町育ちと知ってびっくらこん。
他者との関わりは「つかず、はなれず」が一番だなんて
さらっと書いて、とっても“男前”。
なんだかかっこいいじゃありませんか。
人に対してのさりげない心遣いに頭が下がり、
こざっぱりとした暮らしを好むその姿には、
最近ではあまり感じることのない豊かな時間が流れていて素敵ですな。
私はといえば、時間を上手に使っているつもりでも、
せかせかと毎日は過ぎていき、
どうも時間も気持ちもチグハグにバタバタで……。
いけませんねぇー。反省、反省。
さてと、ちょい気分を変えて開高健。こちらも“男前”か?
このエロオヤジ!とゲラゲラ、いやいや楽しく読みながら
なんだかワインやシングルモルトのマッカランとやらが飲みたくなってきた。
こんな感じで始まった黄金週間の1日目。
思い描く“豊かな時間”にはほど遠く……(*_*)、
琉球アンダーグランドでも聴きながら、早速、今から買いに行く(^。^) 。

写真は収穫間近の庭のイチゴ!
蟻に先を越されぬよう日々観察中。

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雲の切れ間に。

クルクルと変わりやすいお天気ですこと。今日は雨。
毎年のことだけど、この時期、病気が再発しそうになる私。
うーーーっ、病名は、“オキナワイキタイ病”。
ものすごーく前、初めて沖縄に行った時、飛行機の中でのこと。
客室乗務員さん:「沖縄は初めてですか?」
      私:「あっ、はい。」
客室乗務員さん:「楽しいご旅行になるといいですね。
         これをどうぞ。」
      私:「どっ、どうもありがとうございます。」
いきなり声をかけられてポカーンとしている私に
客室乗務員さんがくれたのはキャンディの沢山入った袋。
飛行機が離陸してから、ずっと窓におでこをくっつけたまま
その下に広がる珊瑚礁の青に心奪われていた私に
あげたくなったのだと思う、たぶん。
うふふ、ほんと、沖縄の旅は
ワクワクするようななにかがおこります。
そんなことを思い出しながら、
空を見上げると、いつの間にか雨はやんでいて
流れていく雲の切れ間に少しの夏空。
赤いデイゴの花、見たくなりました。

この病に多少効く1枚のカメ写真。
このコバンザメ、どう見ても、くっつき過ぎよねぇ(笑)。

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