台風の不思議。

いつ来たのかも気付かないくらいの小台風は
昨夜のうちに過ぎ、ちょいと涼しい朝。
とはいえ、庭に出て台風の足跡を見てまわる。
多少枯葉や花がばらまかれたくらいで被害なし。
台風が来ていつも不思議に思うことがある。
それは台風の強い風や雨が止んで日常の風景にもどるまで
虫や鳥は姿を消してしまい、声までもしなくなるのだ。
静か過ぎる庭の真ん中で耳を澄ますと
聞こえてくるのはうねるような風の音と
庭先で台風の片付けをしている近所の人の気配だけ。
ひよいと葉っぱをひっくり返しても、
どこにも虫1匹いない。いったいどこへ避難中?

少しの間、ご無沙汰していたブログ。
お盆には……といっても毎年同じ、両祖父母と7年前に
逝ってしまったうちのワンコの写真の前に落雁を供えて
その後はのんびりDVDを観て過ごした。
「父と暮らせば」、「春の雪」、「THE3名様(4)」、
気付けば洋画離れは本格的になりつつ、ですな。
そういえば、石田衣良の小説の中で見つけたJAZZの1曲が気になって
そのアルバム「WALTZ FOR DEBBY(BILL EVANS TRIO)」を購入。
客席からの拍手や食器の音が微かに入っているライブ盤。
これからしばらくフルリピートされそうなロマンティックな1枚。

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