久しぶりに何にもすることがない休み、図書館に行ってきた。
図書館横は中学校で真っ白いユニフォームの野球少年たちと
パキッとした青い空のコントラストがものすごーく眩しいのである。
佐野洋子の「役にたたない日々」を借りてきて読んだ。
私はほとんど女性の書いた本、特にエッセイを読まない。
だけど、彼女の本は時々読む。彼女の書く文章はいつも真っ裸だ。
あまりに無防備でハラハラすることや、こっちの胸あたりが痛くなることも
あまりに正直過ぎるところに大笑いすることもできるから。
彼女の描いた絵本「100万回生きたねこ」を本屋で立ち読みした時
粒粒の涙が止まらなくなってしまった。そのまま、買って帰った。
あれから15年くらい経って私の部屋には同じ絵本が2册並んでいる。
1册は私が、もう1册は学生時代からの友人が贈ってくれたもの。
「おぼえていろよ、おおきな木」も時々引っぱりだして見る。
やっぱり、彼女の書く(描く)本はどれも真っ裸でかっこつけてない。
“ええかっこしー”の私は彼女の本を読むと言葉の一つ一つが心に滲みる。
そしてちょっと気分が上向きになったりするのである。
“滲みる”といえば、もう一つあった。
すっと欲しいけどどうしようかなーと思っていたものがある。
ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」のDVD-B0Xである。
日頃、衝動買いというものもしないので
こんな何ヶ月も経ってしまってから突然欲しくなった。
久しぶりに面白いドラマだと思い、一話ごとの最後のナレーションが
とても魚の小骨のようにひっかかるのだ。
大後寿々花の声も魅力の一つだと思う。たぶん来週には届く。
どうやら私はいくつになっても無類なファンタジー好きのようである。
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