ゆれる変化球。

今年のアカデミー賞、いまいち盛り上がりませんでしたな。
(この数年、盛り上がってないか……)
いつの間にかアンチハリウッドの私ですが、今回気になる作品は1作品だけ。
主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンの「クィーン」。といってもこれはイギリス映画。
ヘレン・ミレンといえば「コックと泥棒、その妻と愛人」が印象的。
ゴルチエの衣装にも負けない美意識の高ーい映画でしたけど
内容は至ってシンプル、……でも多少執念深くて……そこが面白かったっけ。
イギリス映画の湿気を含んだようなあの感覚、どことなく日本映画に似てます。
日本映画「ゆれる」を観た。
観てから3日くらい経つけれど、心のヒダヒダがぶるぶるっとしたまんま、
どーも落ち着かない。やっぱ映画はこうでなくちゃ。
この歪んだいびつーな感じ、ふむふむ、人間は複雑ですのよ。
アーイとか、ユウキーとか、シンジツーとか
向かう先が一つの直球ストレートばかりじゃ、つまんないと思う昨今です。
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ふらふらと花の匂いに誘われて庭を散策してみれば
あちらもこちらも一気に花が咲き、確かに美しいけれど
この暖かさはかなり気になりますな。どうすればいい、ジャイアン?

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